なぜ日焼け止めを塗る必要があるのか
「日焼け止めは夏だけでいいでしょ?」
「男が毎日塗るのは大げさじゃない?」
僕も昔はそう思っていました。
でも紫外線は 一年中降り注いでいて、肌の老化(=光老化)の最大の原因になります。
• シミやソバカス
• シワやたるみ
• 肌の乾燥やくすみ
これらの大半は紫外線によるもの。男性は特にケアを怠りがちだからこそ、日焼け止めを塗っている人と塗っていない人で差が出やすいんです。
日焼け止めの使い方と選び方
結論:男性の日焼け止めはこう使うのが正解
• 日焼け止めは毎日塗るのが基本
• 顔には0.8〜1g(=2本指ルール)が必要量
• 塗り直しは理想は2〜3時間ごと、現実は朝+昼1回で十分
• 夜はクレンジングで落とすまでがセット
この4つを押さえるだけで、数年後に大きな差が出ます。
SPFとPAの意味を知ろう
日焼け止めを選ぶとき、必ず目にする SPFとPA。
• SPF(Sun Protection Factor)
紫外線B波(UV-B=赤み・炎症の原因)を防ぐ力。
例:何も塗らないと20分で日焼けする人がSPF30を塗れば、**20分×30=600分(約10時間)**赤くなるのを遅らせられる目安。
• PA(Protection Grade of UVA)
紫外線A波(UV-A=シワやたるみの原因)を防ぐ力。
「+」が多いほど強い。
- PA+ = 効果あり
- PA++ = かなり効果あり
- PA+++ = 非常に効果あり(室内でもおすすめ)
- PA++++= 極めて高い効果(アウトドア向け)
• 日常生活なら SPF30・PA+++ で十分。
• 炎天下や外仕事なら SPF50+・PA++++ を選ぼう。
顔に必要な量はどのくらい?
日焼け止めは「量」が超大事。少ないと数値通りの効果が出ません。
• 基準:皮膚1cm²あたり2mg
• 顔全体:0.8〜1g(1円玉大×2)
• チューブ換算:30gなら1ヶ月で使い切るのが目安
おすすめの目安は 「2本指ルール」。
人差し指と中指に線を出した量が、顔全体に必要な分です。
ジェルと乳液タイプの違い
• ジェルタイプ
軽い・ベタつきにくい・白浮き少ない → 初心者・オイリー肌に◎
• 乳液タイプ
保湿力高い・乾燥肌や敏感肌に向いている → 紫外線吸収剤フリーの低刺激タイプもあり
「使いやすいテクスチャ」で選ぶのも続けやすさのコツ。
ドラッグストアなどで実際に試せます。
日焼け止めの塗り直しは必要?
• 理想:2〜3時間おきに塗り直し
• 現実:なかなか難しい → 朝+昼1回でも十分効果あり!
• 朝だけでも日焼け止めを塗るだけで偉い!
外出先では スプレータイプ を活用すると便利。
「できなくても朝塗るだけで全然違う」ので、まずは習慣にすることが最優先。
日焼け止めの落とし方
• ウォータープルーフや重ね塗りした日は クレンジング推奨
• 「洗顔だけで落ちる」と書いてあっても、毛穴に残りやすいことがある
• 夜は必ずしっかりオフして肌をリセットするのが大切
「塗る」だけじゃなく「落とすまで」がセット。
水で流すだけでは“洗顔になっていない”のでNG。
おすすめ日焼け止めアイテム(カテゴリ別)
アウトドア用(日差し・汗に強い鉄板)
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA(SPF50+/PA++++)
• 良い点:汗・水に強い、炎天下でも鉄板
• 注意点:石けんでは落ちにくい、クレンジング必須
→ 海やフェス、旅行など長時間外にいる日に安心感バツグン。サラサラしたテクスチャなので、塗った後のしっとり感が苦手な人にもおすすめ!
ラロッシュポゼ アンテリオスUVプロテクションミスト(SPF50+/PA++++)
• 良い点:メイクや日焼け止めの上からでも使えるスプレー
• 注意点:顔に近づけすぎると白くなる
→ 外出先での塗り直しに便利。髪や首筋にも使える。香りも清潔感があるので、好きな人には刺さるかも。
普段使い・コスパ重視
BioreUV AQUA Rich フレッシュパウチ(SPF50+/PA++++)
• 良い点:軽い、白浮きしにくい、コスパ◎
• 注意点:屋外長時間では落ちやすい
→ 通勤・買い物など日常生活で万能。
ニベアUV ディーププロテクト&ケア ジェル(SPF50+/PA++++)
• 良い点:保湿感あり、全身使いに◎
• 注意点:ややベタつきが気になる人も
→ 普段使いから軽いアウトドアまで幅広く使える。持ち運びしやすいサイズなので、塗り直し用にもおすすめ。
敏感肌・美容重視
ラロッシュポゼ UVイデアXL トーンアップ(SPF50+/PA++++)
• 良い点:敏感肌でも使いやすい、トーン補正効果あり
• 注意点:ツヤ感が出るのでテカりやすい人は注意
→ 下地代わりに使える、仕事やデートの日におすすめ。
トーンアップローズはlongUVAに対応した美容成分入り。ほんのりピンクですが顔のトーンバランスを整えてくれる程度なので、男性でも気にならないはず。テクスチャーがスーッと伸びて素晴らしいのでぜひ体験してほしい。
HAKU デイブライトニングUV(SPF50+/PA++++)
• 良い点:美白美容液+日焼け止め(医薬部外品)
• 注意点:炎天下ではこまめな塗り直し推奨
→ 日常生活で美白ケアも同時にしたい人向け。
HAKUは資生堂が美白研究に特化したブランド。UVケアしながら最高の美白ケアまでできる、近年トレンドの「美容液兼日焼け止め」です。ベージュベースなので肌の補正効果もあり。こちらもラロッシュポゼ同様テクスチャーが素晴らしいので、ぜひ体験してほしい商品です。
まとめ|結局どれを選ぶ?
• 1本なら:Biore AQUA Rich
• 敏感肌なら:LRP トーンアップ
• アウトドアなら:アネッサ+スプレー
• 美容重視なら:HAKU
大事なのは数値やブランドよりも、「毎日塗る習慣」。
これだけで未来の肌が本当に変わります。
番外編|僕の場合(シーン別の使い分け)
• 平日:顔=LRPトーンアップ、体=ニベア
仕事で外に出ることが多いのでlongUVAに対応したラロッシュポゼを顔に。体は塗り直ししやすいニベアで統一。
• 休日:顔=HAKU、体=ニベア
休日は外出時間が短いので、美白効果重視でHAKUを使用。平日と違うものを使うことで気分も変わるし「スペシャルケア!」って思いながら休日に使っています。
• 塗り直し:LRPスプレー
手軽に、でもしっかりと。極論「日焼け止め塗るのがめんどくさい人」も玄関に置いておけば、出かける前に一振りするだけでも十分!笑
結局僕は SPF50+派。でもシーン別に分けることで無理なく続けられるし、肌荒れも防げるようになりました。
おわりに
日焼け止めを塗るか塗らないかで、同級生と数年後に比べたときに一目瞭然の差が出ます。
人生100年時代、なるべく若々しく過ごしたいですよね。
難しく考えず、まずは朝1回塗るだけで全然違います。
未来の自分への投資だと思って、今日から一緒に始めてみましょう!
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